「面接では見た目で9割決まる。」と聞いたことがあります。
清潔感がある服装や髪形は面接のときは必須事項ですよね。
面接は5分から長くても10分程度のところが多く、その短い時間で判断するには、その人の見た目も大切な判断材料になり、最初の印象は大事ですよね。
中には、見かけと内面が全然違う!って人もいるかもしれませんが(笑)
人によっては、自分にとって損得で人を判断して態度まで変えてしまう人もいますよね。
自分にとって損得で人を判断している
以前、会社でこんな人(Fさんとします)がいました。
職場の中ではちょうど真ん中あたりくらいの立場でした。
Fさんは、新人や自分より仕事のできない人にはとても冷たい態度をとり、上司にはゴマをするような、自分にとって損か得かで人を判断しているような人。
仕事が遅い人がなにかあると、「仕事ができくせに。」とその人に面と向かって聞こえるようにいうこともありました
Fさんは、Fさんにしかできない仕事があるためいつも「忙しい。忙しい。」と言っていていました。
そして、そのFさんにしかできない仕事を頼みにいくと「今忙しんだよね。後にしてよ。」「今じゃなきゃいけないの。」と、なにか一言言われることもあり、あまり近づきたくない存在。
「でも急ぎのものなのでお願いします。」と頼みこんでお願いするようなこともありました。
それなのに、上司がなにかの用事でFさんのそばに来ると、「何かお手伝いましょうか。」とFさんが上司に声をかけるのを見てしまったのです。
私は最初その言葉を聞いたとき、「なんだこの人は?」とその態度の変わりようにびっくりしました。
忙しい忙しいといつも言ってるのに、「何かお手伝いましょうか。」ってよく言えるもんだな~と。
Fさんにとって、私のような人は自分にとって得にならないため見下してもよい存在で、上司には気に入られようとしている態度が見え見えでした。
そんなFさんは、性格的はどうかと思いますが、仕事もできるのでたぶん上司に気に入られどんどん出世してくのだと思います。
まとめ
私たちは無意識に知らず知らずに、自分にとって損か得かで人を判断している部分もありますよね。
仕事でもやはり組むなら仕事のできる人組みたいし、仕事でミスばかりする人とはあまり関わりたくないと思い、それが無意識に態度や言葉、表情に出てしまっているかもしれません。
それは、生きる上で必要なもともともっている動物的な本能なんでしょうね。
世の中には、世渡りがうまい人と下手な人がいますが、たぶんFさんは世渡り上手。
会社いう組織の中で生き抜くためには、自分にとって損か得かで人を判断して上へ登りつめなくてはならないこともあるかもしれません。
でも、人を見下したり誰かを傷つけてまでして上にいっても、気がついたら自分一人。
そんな寂しいことにはなりたくないですよね。