面接のときは、その面接の場所に行くだけでも緊張していまってドキドキですよね。
本命の会社ならなおさらです。
そして、「絶対受かりたい!」と思えば思うほど、見栄をはってしまい、とっさにウソをついてしまったという人もいるのではないでしょうか。
面接の時の嘘はばれる?
転職の面接のとき、
● 「前職は正社員だったのですか?」と聞かれて、面接官の印象を悪くしたくなかったので、本当はアルバイト勤務だったけれど「正社員でした。」と答えてしまった。
● 今まで、派遣やバイトのみで、正社員として働いたことがなかったけど、「この会社は正社員で働いたのですか?」と聞かれて、「はい。」と答えてしまった。
働き方のスタイルとして、一番信用があるといえば、「正社員」ですよね。
そこで、自分をよりよく見せようアピールする面接という場で、「前職は正社員だったのですか?」「この会社は正社員で働いたのですか?」と聞かれて、つい「はい。」と答えてしまた…。
ウソをついてしまった後、これってもし採用されたらばれるの?と、後悔してる人も多いようです。
この嘘はばれるのか。
その答えは、場合によってばれないけど、ばれる可能性もある。
正社員であれば、通常、社会保険(厚生年金保険・健康保険)などの加入があります。
もし、採用された後、保険等の手続きをする時に、未加入だったりするとおかしいな。と、採用した会社側が気が付く可能性があります。
ただ、正社員でも社会保険が未加入というブラック企業は存在するので、保険関係の手続きだけで正社員かバイトなのかパートなのかなど、雇用形態がわかることはないと思います。
私も、正社員だったのに社会保険が未加入だった時期があり、会社側の給与からの引き落としではなく、自分で直接払ってたとこがあります。
社会保険の他にも、ちょっとした会話の中からばれることもあるので、やはり嘘をついているのはよくないですね。
面接で嘘をついてしまった時の対処法
ウソというのは、ばれなければついていいというものではありません。
もし、面接のとき嘘をついてしまって、「どうしよう。どうしよう。」とそのことでずっと悩んでいる時は、まず「今後はもう嘘をつかないと心に誓う。」。
もし嘘をついたことを後悔していて、他の人に迷惑が掛かってしまうようなら、すぐに嘘をついたことを謝り訂正しましょう。
思い切って面接をした会社に電話してみるという方法もありますが、面接の後、採用者の協議中にこちらの電話を取り次いでくれるのかは、どうなんでしょう?
私もそういう状況になったことがないのでちょっとわかりません。
会社の規模によっても対応が違いそうですよね。
たぶん、会社の方も前に面接した人が急に電話して「なんだろう?」とかえって変に思われるかもしれません。
ここは仕方ないので、採用、不採用の結果を待ってみて、それから。
そして、もし、採用されたのであれば、すぐに面接で嘘を言ってしまったことを訂正し謝りましょう。
そのあとの対応は会社次第です。
自分のまいた種です。
採用取り消しの可能性もあるでしょう。
それでも、採用され働きだしてから、あの時の嘘がばれるかもとドキドキしながら働くのはもっとツラいので、働きだす前に正直に言ってしまいましょう。
嘘をつかないための履歴書の書き方
「アルバイトだったのに、正社員だった。」と面接でとっさに嘘をついてしまい、あとで後悔してしまった。ということがないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
履歴書の書き方の例にもあったと思いますが、事前に履歴書に正社員、派遣、アルバイト、パートなどの勤務形態がわかるように書いておくことです。
こうすることで、面接官にもわかりやすく、
面接の質問で「前職は正社員だったのですか?」「この会社は正社員で働いたのですか?」と聞かれることはないので、つい嘘をついてしまうこともありません。
正社員の場合は、
平成△年□月 ○○株式会社 入社
平成△年×月 ○○株式会社 退職
派遣の場合は、
平成△年□月 ○○株式会社 入社(派遣社員)
平成△年×月 ○○株式会社 退職
入社のあとに、正社員で勤務していた場合はなにも記入しなくてOK。
その他の派遣、パート、アルバイト勤務のときは、入社のあとに「(カッコ)」書きで「派遣社員、パート社員、アルバイト」のいずれかを書いておきます。
これなら、パッと見てわかりやすいですよね。
まとめ
たぶんこの記事を読んでいる方は、面接で嘘をついてしまって、ばれることを気にしていて「悩んでいる。後悔している。」という状態。
同じ嘘でも、まったく気にしていない人は、この記事にはたどり着かないですよね。
今、悩んでいる。後悔している。ということは、なにかしらの罪悪感があり自分でももう抑えることができない思います。
私もすっごく気にする方なので、とっさの嘘とはいえ、こういう状態ってつらいんですよね。
なのに、自分を守ろうとしたり、自分をよく見せようと嘘をついてしまう…。
そして、後悔する…。
「ばれたらどうしよう?」と、後から気にするくらいの嘘は今後は絶対つかない!!!
とまずは心に誓いましょう。
会社の面接で、雇用形態などでもし嘘をついてしまい後悔しているなら、ばれるばれないにかかわらず正直に申し出ましょう。
できれば採用・不採用が決まる前に申し出た方がいいですが、どうしても無理そうなら結果がでて採用されたときに謝り訂正しましょう。