会社で時々小さなことですがイラッとする時があります。
例えば。
● みんなで使用する事務用品や備品を補充して置いてたのにいざ自分が使おうと思ったら、1つもなくなっていてまた補充する羽目になっている。
● トイレに入るとトイレットペーパーがない!交換用はすぐそこに置いてあるのに、なくなっても新しく替えないでそのまま。微妙に残してあるときも。
● 書類管理などの細かい会社内の同じ当番になった同僚がいつも「仕事が忙しい。」と人にまかせっきりでまったくやらない。
誰が担当と決まっていない場合、上記のことってよくあると思います。
こんなことを気にするなんて「気にしすぎでは?」という方もいるかと思いますが、これが1回や2回ならまだ我慢できます。
しかし、何回も重なるとさすがに我慢できなくなり、なんで「自分ばっかりやらないといけないの?」って思ってしまいます。
イラッとしたこと私の体験談
以前こんなことがありました。
あまり詳しくは書けないので、わかりにくいかもしれませんがすみません。
派遣社員として派遣されてまだ数か月の頃。
仕事で必要なもの(Aというもの)があり、会社の備品倉庫に在庫を確認したところほんの少しあった程度で必要数足りませんでした。
そんなに頻繁に使うものではないし、自分で業者に発注し数日後、到着。
共同の備品倉庫に(A)を保管しておきました。
そして、いざ仕事で必要なのでそろそろ準備をしようとしたところ、先日発注しておいた(A)がほとんどない!
なぜ?この前発注してここに置いておいたばっかりなのに!
と、よくよく見渡してみると、その(A)を別の課の人が使っている。
しかも大量に。
その光景をみてちょっと頭が真っ白になりました。
もう使ってしまっているいじょうどうしようもありません。
ひとこと言いたくても無理な感じ。
このまま事を荒立てずに済ませるしかありませんでした。
反省点としては、普段あまり使われない(A)だったため、誰も使わないだろうと共同の倉庫に置いてしまったこと。
(A)の入っていた段ボールに「〇〇で必要」とか「〇〇用」とメモを貼らなかったこと。
そしてまた別の日。
(A)を再度発注し、今度はみんながあまり使わない別の保管場所へ。
「〇〇用」と必要用途をメモして貼っておきました。
これで、準備万端。大丈夫。
しかし、数日後「(A)の段ボールが開けられ中身が減っている!」
面倒な発注しなくても足りると思っていたのに。。。
聞けば(A)が必要になった人がいて共同の倉庫なかったため、先日私が発注したことを知っている上司が私の保管したところを教えてそこから持って行ったということらしい。
別にいいけど。
こっちだって必要なのに。
さらに上司からは「また発注すればいいことでしょう。」という雰囲気。
そう言うのは簡単だよ。
でも発注するのだって意外と面倒なんだよー。
受け取りだって、領収書だって、普通の受け取りと違って会社の事務的な手続き必要だし。
段ボールも大きいし重いし。
やけになって、今度は半年は持つであろうくらい多めに発注しました。
そうしたら、倉庫に置けなくなるからあんまり大量に発注するなと言われましたけどね。
無事に仕事に必要な(A)の量も確保でき、数か月は何も気にしませんでした。
しかし、今までそんなに使われていなかった倉庫の(A)がよく使われているように。
大量に発注したはずなのにみるみる減っていきました。
どうやら、みんな自分で発注するのが面倒だったため、誰かが発注するのを待っていた様子。
まだ、この会社に派遣されて数か月の私はそのことを知りもうガックリ。
ただ、その後、気をつけなければならないことがあるのです。
一度任された仕事で気をつけなければならないこと
このことをきっかけに、「(A)の管理は私の担当である。」と周りに思われてしまうことです。
何も知らない人が「〇○さん(私)!(A)がもう少ししかないよ!」とか言ってくること。
知らず知らずに(A)の管理や発注は私の仕事になっているケースです。
私もそこまでいい人ではありませんので、「すみませんが私の担当ではありませんので。」
と前回の事情を説明し、お断りします!!
補充しない人に限って補充したてのときたくさん使ったり、「もう在庫がなくなるね~。」といいながらも補充はせず。
さらにはただ別の保管場所から持ってくるだけでも、もう長く勤めているにもかかわらず、在庫がある場所さえ知らないのにもイラッとします。
このようなことが続くと、なんか普段気にしないような小さなことまで「自分ばっかりなんで?」って思って、イライラしてしまうのです。
もちろん私の気が付かないところで、いつも在庫管理などしてくれてる人はいるのですが。
この時は怖いもので自分しか見えなくなっていました。
イラッとしない対策
こういうことは、気にならない人は「自分でまったくやったことがない」から気にならないし、大体いつもやる人は自然と決まってきてしまうように思います。
誰かがやってくれるから。
面倒だから。
とうまい人は逃げます。
というわけで、イラッとするのが嫌なので逃げるようにしました。
● 仕事で必要な備品は、補充した時「○○用」と事前に書いておいたり、置き場所を誰でも使える共有の場所ではなく、自分の目の届く別の場所に保管する。
● トイレットペーパーなどはこれはしかたありません。
今は公共の場ではなくなったら上から補充してくれるので、そういうタイプのがいいですね。
● あまり頼りにならない人と組んでやる当番などは、かえって一人でやった方が気がラクなので、自分でやりやすいように自由にやる。
この対策が正直いい方法とは思えません。
人によっては「冷たい」と思われるかもしれません。
そうなのです。
ときどき自己嫌悪におちいることがあります。
まだ心の修行が足りません。
誰だって面倒だし、やらなくていい仕事はやりたくありません。
でも、次の人が困るだろうからといつも文句を言わずしてくれる人がいるのです。
そんな思いやりのあるやさしい人を見て、「なんて自分は心の狭い人間なんだ。」
と、逃げることしか考えていない自分が情けなく恥ずかしくなります。
「やさしさ」を毎回当たり前のように利用している人を見ると腹が立ちます。
そういう人がいれば反対に、毎回毎回、みんなのために面倒なこともしてくれている人が世の中いるんです!
私もそうなりたいと思いますが、今回の体験からもわかるようにまだまだ心の修行が足りず無理のようです。
世の中、これでいいのか悪いのかだから上手く回っていくというかなんというか…。
「やさしさ」「思いやり」。
どんな時もいつまでも持ち続けていたいものです。
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