本当なら、学校を卒業して就職して、1社でずっと働きたい。
その会社でキャリアを積んで、60代になり定年し、老後はゆっくりと過ごしたい。
そう思っている人は多いですよね。
私も自分でそうなれると学生時代は思っていました。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした。
私は転職が多いので「入社しては退職。入社しては退職。」と履歴書も欄(らん)がいっぱいにうまってしまい、履歴書も書くのも大変です…。
なんで周りの友人は、学校を卒業してからずっと同じ会社で働いているのに、なぜ自分だけ何回も仕事を辞めてしまっているんだろう。
「そんなに自分の我慢が足りないのだろうか。」
「どこがみんなと違うのだろうか。」
とずっと悩んでました。
仕事が続かないのはなぜ?
私は、とくに子供のころから飽きっぽいわけでもなく、習い事などもずっと続けるタイプでした。
しかし、「仕事」となると、どうしても長く続けることが苦手。
その理由は、なぜ?
・ 性格的に一点集中型で、仕事に深く入り過ぎてしまうため、休みの日でも仕事のことを考えやすくオンとオフが下手。
・ 周りのこと、周りの人、人間関係などを気にしすぎる。
・ 選ぶ仕事が自分にあっていない?
他にも理由はあるかもしれませんが、「仕事が続かない。」ということで悩んでいる人は、このことで悩む時点で「真面目(まじめ)なタイプ」というのがあてはまるのかなと思います。
「真面目」は、 goo国語辞書によると「うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。」と書かれていました。
本来、いい意味で使われるのだと思いますが、面接や人間関係では「真面目だよね。」と言われるとあまりいい意味ではないですよね。
真面目な人ほど、「こうあるべきだ。こうしなくてはならない。」と考えすぎてしまい、視野が狭くなり、行動範囲も考え方も窮屈(きゅうくつ)になってしまうんですよね。
そして、仕事ももっとできるようにならなくては。
人間関係ももっとうまくやらなくては。
そう思えば思うほど、できない自分が嫌になり、空回り。
空回りしていると、周りの人からも距離を置かれたり、嫌味を言われたり、会社でも孤立していって、自分で自分を追いつめてしまい辞めたくなってしまう…。
仕事が完璧にできる人なんていない。
失敗してもいい。
職場で人間関係も嫌な人もいるけれど、いい人だっている。
少しゆるく考えられれば、もっと楽に仕事もできるんですが、性格はなかなか変わらないのが性格で個性ですよね…。
どうしたらいい?
仕事も「転職は少ない方がいい。」「仕事は長く続けた方がいい。」。
確かにその方が世間体(せけんてい)もいいです。
でも、自分にはそれができなかった。
そんな悪循環から抜け出すためには、どうしたらいい?
そこが一番重要ですよね。
辞めたいと思ってもいつもよりもうちょっとだけ様子をみる
「辞めたい!」と思っても、すぐには辞めずに、もうちょっとだけ行き、いつもより決断をのばしてみる。
「もうちょっと頑張ってみようかな。」のこの「もうちょっと」が続くことに意味があります。
でも、どうしても無理で、我慢の限界まで頑張って、体を壊すまでにならないように気を付けてください。
私の我慢の限界の判断はこちらです。
とにかく長く続けられる仕事が見つかるまで探す
とにかく動いて、もがいて、数うち当たれ!
長く続けられる仕事が見つかるまで探すしかない。
自分の性格に合いそうな仕事に出会うまで探すしかない。
と今は思って、私も少しずつですが行動しています。
続けられない。続かない。のは、何かがとてもつなく嫌だったからであり、それほど嫌なことがなければ続いていた可能はあるわけです。
「好きなことを仕事にする。」ということができれば一番いいのかもしれません。
しかし、そこが難しいし、それはハードルが高すぎます。
そのため、それほど自分にとって苦痛ではなく、とてつもなく嫌なことがないような仕事が見つかるまで、とにかく動いて行動してみる。
疲れてしまったら時々休み、そしてまた行動してみる。
仕事の数は、それこそ何千という数があります。
その中に、ひとつくらい自分に合った仕事、自分にできる仕事があるんじゃないかなと思うのです。
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