引きこもりになってしまう原因は、多くの場合、何か嫌なことがあって心が傷ついてしまい殻(から)に閉じこもっている状態だと思います。
何度も面接を受けても受からない。
職場でのいじめ。
働く先々でうまくいかなかった。など。
そのようなことが重なると、なぜ自分だけうまくいかないのか。
なぜみんなと同じにできないのか。
自分を責めてしまい、また嫌なことがあったら…と思うと、外の世界や人と関わるのが怖くなってしまうんですよね。
学校や職場、社会に出て人と関わると、必ずいじめがあったり、悪口や嫌味、暴言を言われたり、無視されることなどがあります。
これは当たり前、仕方ないことないことで、それでも乗り越えていかなければならなりません。
強くなれ。と多くの人に言われるでしょう。
でも、「強くなれ」と言われても、周りからの攻撃は人間としても見てくれていなく本当にひどいものであったり、この場所にいることさえ否定されるような扱いを受けたりすれば、人間誰でもおかしくなります。
私も人格を否定されるようなことを上司に毎日言われ、その時はさすがに耐えられず体調を崩し、1年ほどで辞めるとこになってしまいました。
そして、その後もすぐに働くことはできず、家に引きこもり、人と会うこと、社会そのものが怖くて怖くて外に出られなくなってしまいました。
その時、私もバイトの電話さえ怖くてできなく、ほんとうに辛い時期でした。
そのときある方法で電話することができました。
バイトの電話さえ怖くてできないときはどうすればいい?
引きこもりから抜け出すためのまず一歩。
バイトでもなんでもいいからまずは働きはじめなくちゃ。
そう思って、バイト先へ電話をするにも、手が震え、何度も電話をとっては置き、またとっては置き…。
結局その日は電話することができなく一日終わってしまった…情けない。
そんな日もありました。
他の人に話すと、なんで電話するくらいのことできないの?まだ面接もしていないんだし。と言われます。
そうなんです。
まだ何もしていないのに、ただ電話することが怖い。
知らない相手と電話で話すことが怖いんですよね。
上手くしゃべれるだろうか。
電話に出る相手はどんな人だろうか。
怖い人じゃないといいな。
ここで一番「怖い」という原因は、相手を知らないから。ということが大きいと思います。
そこで、その不安を消すために、応募しようとしているバイト先に実際行って見てくるのがおすすめです。
バイト先へ実際に行ってみてくる
実際、バイト先に行って、様子をみてくるときのポイントは、
・ 建物の外観はどうなのか。
(建物は会社そのものを表していることが多く、ガラスなどがガムテープでとめてあったり、外にゴミがおいてあったりすれば、ちょっとやめておきたいかなと判断します。)
・ どんな人が働いていそうか。
(建物に出入りしている人がいれば、その様子をチェックしてみましょう。)
あまりじろじろ見ていると怪しい人になってしまうので、わかる範囲で下見しておきます。
飲食業や接客業なら、お客さんとしても内部をみることもできると安心感がさらにアップすると思います。
あとは、もし面接をするときもその場所である可能性が高いと思うので、一度下見(したみ)しておくことで、道順やどれくらい時間がかかるのか、トイレに行けそうな場所があるか。もわかり、面接の当日の安心感が全然違います。
まとめ
私は、バイトでも、病院に行くときでも、美容院に行くときでも、なんでも、初めていく場所で不安だなというときは必ず下見をします。
友人の家に行くのでさえ、集合時間に遅れたら困る。無事に行けるか不安があり、2度も下見に行き、周りからちょっと「それはおかしいよ。」と言われました。
確かに普通の人から見れば自分は変なのかもしれませんが、自分の不安を少しでも減らすためには、人からおかしいと言われても、自分の気が済むまでやるしかありません。
「どんなところだろう」と不安でドキドキしているより、実際見てきてしまった方が少しでも安心できます。
もし、バイト先の電話ができて面接は受けることがなかったとしても、今回の下見したことはまったく無駄ではありません。
不安を減らせたこと、バイト先へ電話ができたことが大きな一歩になります。
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