朝なんとか起きて、仕事に行かなくちゃ。と思っていてもどうしても体が重くて動かない。
もうこれ以上いろいろ怒られるのも嫌味を言われるのもイヤ。
仕事をするのも怖い…。
頭は痛いし、お腹は痛いし、吐き気はするし、このままどうにかなってしまいそう。
いや、このままどうにかなってしまってもいいから、仕事に行きたくない…。
朝からそんな葛藤(かっとう)の中、頭もぐるぐるしてうだうだしていたら、もう始業時間が過ぎてしまった。
どうしよう。
今さら電話しても絶対の怒られる。怖い。
どうしたらいいんだろう。
どうしたらいいんだろう。
そう思っているうちにあっという間に時間が過ぎて、無断欠勤してしまった。
今日はどうすればいいのか。
明日どうすればいいのか…。
いろいろな思いがあり、無断欠勤してしまうこと。あるかもしれません。
そして、無断で休んでしまったことへの後悔の念が押し寄せて、休んでいるのに全然休んでいられない。
もし、まだ就業時間内であるなら、怒られるのが怖い。などの恐怖があるかもしれませんが、ここは今、会社には連絡をしておいた方があとのことを考えると、今一番いい方法です。
明日になればよけい言いにくくなるし、それに会社の方としても「家で倒れているんじゃないか。」などの心配もしているので、今日、会社から「どうしたんだ?」と電話が来るかもしれません。
そうなるとよけい怖くなってしまいます。
ここは勇気をもって連絡だけはしておきましょう。
無断欠勤してこのまま辞めたい
無断欠勤してしまう。ということは、相当嫌なこと。よほどの理由があったのだと思います。
人によって苦しみは違うので、他の人にいろいろ言われてもわからないものですよね。
無断欠勤が理由でこのまま辞めたい。退職にしてくれないだろうか。とまで思い詰めているかもしれません。
しかし、どんな理由であろうとも、無断で休むことはやはりよくないこと。
それに、そのまま辞めるということも、辞めるとなればどの道、会社とは連絡を取らなければなりません。
辞めるためにも、会社への連絡が必要なので、早めに連絡しておいた方がいいです。
まず、無断欠勤してしまったことへの謝罪をし、それからどうしてそんなことをしてしまったのかの理由(「ひどい体調不良・貧血・熱が出て起き上がることもできなくどうしても連絡できなかった。」でもいいので。)、そしてもう辞めたい。という意思を会社に話ておきましょう。
納得してもらえなくても、怒られても、ここは覚悟を決めて話すしかありません。
一番辛いのが、電話をする前の今の状態です。
怖くても電話で話して、怒られたり、がみがみ言われてたり、あきれられたりするかもしれませんが、電話であれば顔も見えないのそれほど心のダメージは大きくありません。
どうしても電話するのが怖い場合
それでも、どうしても恐怖に勝てないこともあるかもしれません。
以前、私の勤めていた会社でも、ある男性が急に来なくなってしまい、その後、郵送で退職願が届いたそうです。
その男性と私も面識があったのですが、そんな非常識なことをするような人とも思えなかったので、もう職場には来られない、よほど精神的に辛いことがあったのかな。と思いました。
もし、どうしても怖くて、会社からかかってきた電話にもでられない時は、最終的な手段として退職願を郵便で送る。などの方法しかありません。
しかし、これをしてしまうと、後味も悪いし、辞めるにも最悪の辞め方になってしまい、後々後悔してしまうので、あまりよい方法とは思えません。
それに、会社に電話もできないくらい辛い状況なら、一度、心療内科に行って先生に相談してみた方がいいかもしれません。
ただ、心療内科の予約はなかなか取りにくいので、やはりその前に会社には連絡しなければならないと思います。
電話で連絡するのが怖くても「命をとられることはない。」と思えば、怖さも少しはなくなると思うので、ここは勇気をもって連絡だけはしたいところです。
まとめ
もし、会社に連絡が取れ、辞めたい意思などを伝えて、すぐに手続して辞めさせてくれるという場合と、数週間は行かなければならない場合があります。
もちろん、規定どおりに仕事に行ければそれが一番いいですが、それが難しいようなら、病院で診断書をもらい、それを会社に提出し退職日について相談するしかありません。
無断欠勤をしてしまい、今、とても後悔していると思うならば、できれば今日中に夕方になってもいいので連絡だけはしておきましょう。
たぶん、上司もなんとなく気がついていると思います。
連絡をしないと、どんどん悪い方向へ行ってしまうので、できるだけ早く連絡してしまった方が、今のこの心のもやもやから解放されるはずです。