仕事の中でも、こまごました仕事って結構多いですよね。
ファイルの片づけ、備品の発注、郵便物の発送・受け取り、コピー用紙の補充、コピー機のトナーカートリッジ交換、お茶くみ、ゴミの片づけ、掃除、仕事の手伝い、買い出し…。
とくに当番など決まっていなく、手があいた人がやる。最後に使った人が補充しておくなどになっていると、いつもやらない人はやらないし、決まった人がやることになってしまいがちです。
上司や先輩から「○○さん、△△やっておいて。」と言われれば、やらないわけにはいきません。
しかし、誰でもできる仕事なのに、なぜかいつも自分だけが頼まれていて、他の人より回数が多い…。
後輩もいるし、暇にしている人もいるのに…。
忙しく仕事をしているのにいつも頼まれるのは私…。
面倒な仕事のとくに頼まれやすく、私は便利屋さんじゃないし、上司や先輩の召使いでもないのに。
毎回毎回、頼まれると不満も出てきますよね。
雑用もひとつひとつはそれほど時間のかからない作業でも、たくさんあればやはり時間をとられてしまいます。
これだと、自分の仕事が進まないですよね。
なぜ頼まれてしまうのか
なぜ仕事を頼まれてしまうのか。
それはたぶん「頼みやすい」と言うのが一番の理由。
この人に頼んでおけば大丈夫という「安心感」があるのだと思います。
私も人に仕事を頼む時は、失敗しない人、しっかりした人にお願いしていたし、どうしてもいつも同じ人になってしまうことが多かったです。
例え簡単な仕事でも、やはり、仕事ができない人は思いもよらない失敗をすることもあり、安心して任せられる人にお願いした方がスムーズです。
そう考えると、評価されているという部分もあるのかな。と思っていいのではないでしょうか。
しかし、毎回毎回、あれもこれも頼まれていては、自分の仕事がはかどりませんよね。
やはりこういう場合は、「今ちょっと手が離せないので…。」と言って断る勇気も必要。
私も、ある仕事で、自分の容量を超えた仕事量だったとき、「もうこれ以上できません。」と上司に訴え、その仕事は別の人にお願いしてもらいました。
一度その仕事を頼まれるとまた頼まれてしまう
一度その雑用を頼まれると、それは「○○さん(私)の仕事」になってしまい、毎回しなくてはならなくなってしまうこともありますよね。
私も、ある機械を使ったとき、動きがおかしくて変だな。と思ったら大量にゴミがつまっていて動かなくなっていたことがありました。
その機会を買ってから誰も掃除したことがなかったみたいで、そのため、機械の中まできれいにお掃除をしてその時は使いました。
問題はその後。
1回掃除をしたことで、その機械の掃除やメンテナンスは私の仕事になってしまい、何かあると、この機械の事は「○○さん(私)に聞いて」と言うことになってしまい、しまったな…。と思ったことがありました。
しかし、逆に、その機械については、自分の使いやすいように好きなようにできるという面もありました。
まとめ
誰でもできる雑用をいつも自分だけ頼まれていると、イライラしたりもしますよね。
しかし、例え雑用でも仕事を頼まれるということは、「信頼されている」「この人に頼んでおけば間違いない。」という安心感があるからこそ頼まれていることが多いと思います。
日々の小さな雑用をいつも自分しかやっていない場合、自分が休んだ時、職場で困るのはみんなです。
雑用は確かにそれほど重要なことではないかもしれませんが、それをしなければ仕事は円滑(えんかつ)に回りません。
コピー機だって、コピー用紙を倉庫から持ってきて補充しなければコピーできません。
雑用も、人にまかせっきりにしていると、いざというときに困るのは雑用を人任せにしていた人たちです。
また、雑用はどこの会社でもあるので、一通りできると、もし転職して他の職場に行ったときも思わぬところで役に立つものです。
私も実際にあったのですが、雑用で頼まれることのあった事務用の小さい電子機械を使うのに、前の会社でたまたま使っていたおかげで、転職先でも教えてもらわなくても使えてよかったなと思うことがありました。
なんでもやっておくと、いざというとき役に立つこともあるものですよね(笑)
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